にんじゃ村って?

 《パワースポットな秘境》

 にんじゃ村は日本百霊山で知られる武尊山の中腹に位置します。武尊山は日本古代史の英雄、日本武尊(やまとたけるのみこと)の伝説が残る山でもあり、江戸時代以降には修験道山伏の山岳信仰の霊場として、崇められてきた山でもあります。

 また標高は1050mで、新鮮でおいしい空気にあふれた場所です。一般に標高1000m前後は赤ちゃんが子宮の中にいる時と同じ氣圧もいわれ、人間の脳波に一番良く、滞在するだけで氣持ちがいい場所と言われます。

 正式な地名は花咲 栗生(はなさく くりゅう)という地域で、その名の通り春には野山の花々が美しく彩り、秋には栗がたくさん落ちてきます。絶滅危惧種の日本カモシカの棲息地にもなっており、他にも鹿やイノシシ、猿、野鳥、やまねやたぬきなどの小動物も近くに暮しています。まさに自然と共存する山奥の秘境空間です。

《にんじゃ村の歴史》 

1990年に初代村長が土地にご縁あって、にんじゃ村(旧ももたら村)の創設を始めました。『大人の最高の遊び場所を創ろう!』をスローガンに何もないところから仲間たちと木を切り、小屋を作るところから始めた村創り。やがて川の湧き水からホースをひいてキッチンをつくり、焚き火釜をつくってアウトドア料理を楽しみました。

2000年代に入ってからは主に、子供向けの自然体験学習や、東洋医学・東洋思想の普及活動、また野草・ハーブ園などの自然保護活動などを実施してきました。

2012年頃からはしばらく活動を休止していましたが、2016年に現村長が土地の管理権を譲り受け、2018年に新しい仲間と尾瀬にんじゃビレッジとしてリニューアルオープンしました!

《生活の仕方》

にんじゃ村にはガスも電気も通っていません。火と水を中心に天然資源・自然エネルギーを使っての生活を実践しています。物資豊かで便利な現代社会で、あえて原始的な生活を体験することで、人間本来の本能的な感覚を研ぎ澄まします。

 〜火〜

夜は松明やキャンドルを灯し、星や月明かりを楽しみます。食事は薪で火を起こすことから始め、カマドや鉄なべを使って調理します。

 〜水〜

にんじゃ村では山の天然の湧き水が使用できます!星空を見ながらの五右衛門風呂は最高です♪

 〜自然エネルギー〜

太陽光発電で携帯の充電や音楽再生などの必要最低限の電気を確保しています。


どんなことするの?

大人も子供も思いっきり遊ぶ!

大自然の中にあるにんじゃ村では子供はもちろん、大人も思いっきり遊べる場所です!

裏山を少し歩けば原生林が深々と茂り、登山・ハイキングはもちろん、春は山菜、秋はキノコ採りも楽しめます♪いわななどの川魚の棲む小川も村の中心から歩いて30秒!川遊びや水浴びも氣持ち良いですよ♪

夜は焚き火をかこんで、宴会や楽器を奏でて盛り上がりましょう!にんじゃ村の仲間はファイヤーパフォーマー!運が良ければ火の舞が見れるかも!!

日常で疲れた心身を癒します♪

にんじゃ村はおいしい空気と天然の湧き水に恵まれ、日常生活で疲れたこころとからだを癒すのに最適な場所です。日中は日光浴や森林セラピー、畑作業をしたりしたり、ハンモックで読書もオススメです。群馬は「湯の国」と温泉が有名で、にんじゃ村から車で10分で源泉掛け流しの温泉があります。また村にある五右衛門風呂でリラックスするのも最高ですよ♪

夜は天の川が見えるほどの満点の星空の下、焚き火や松明を灯してゆったりとからだを休めましょう。


季節毎に彩りが変わります

 

にんじゃ村は尾瀬国立公園から車で30分の場所にあります。

春は野山の花が咲き乱れ、GWの頃に桜が満開になります。夏はキャンプはもちろん、尾瀬へハイキングに行ったりも!秋には色彩豊かな紅葉が魅力!

そして冬は1m以上の雪が積もる豪雪地帯になるので、あたりは一面銀世界!近くにスキー場もあり、1年通して楽しめる場所です♪


《にんじゃ村の名前の由来》 

村の創始者(仙人の仙ちゃん)はヨガ・禅を収めた後、自らのヨガ道場「変幻自在の忍者ヨーガ道場」を東京国立で創設。33年間に渡り館長を務めました。その後、ご縁あってにんじゃ村の敷地を借り、心と体の鍛錬の場として土地を活用してきました。つまり、かつての仙人が忍者修行をした場所です!そのことに敬意を表して、村の名前を尾瀬にんじゃ村にしました。

 

現在は新しい仲間と「現代に生きるNINJA」をテーマに、かつての忍者の暮らしを研究中です。先人の暮らしの知恵を取り入れ、現代社会と融合した現代NINJAの生活スタイルを追求しています。具体的には、薬草や野草の自然保護や研究、にんじゃの食事、また《火》と《音》を使ったアートパフォーマンスをなど通して、自分たちのNINJAを表現していきます。